アー・ユー・テディ?加藤 実秋最近、編み物で小物を作るのにはまってまして。実に久々の記事だなぁ、これ。
今友人に借りた本を読んでいるのだけれど、美容院に行くのに持ってったら汚すかもとか思って、買ってあったこの本を持って出た。
ほっこり・なごみ系雑貨大好き女子とクマのあみぐるみに宿った殉職した刑事の魂とのミステリ?
裏表紙には「エンタテインメント」となっていた。ミステリ的ではあるけれど、確かに「エンタテインメント」がしっくりくる感じ。
あまっちょろい考えの「なごみ」にこだわる女子の考え方にいらいらしつつも読んでいくと、だんだんと乗ってきてさっくりと読了。なかなかに面白かった。読了感もすっきり。
主人公の女子にいらいらとする一方、あみぐるみのおやじの魂の意見にうなずける私はもう、旧世代だなと思ったり。
あと、よくよく考えると、「ほっこり系」を極めるにもお金がかかるもんだなぁとしみじみと。(主人公女子の憧れを満たすにはものすごくお金がかかる)
スポンサーサイト
鋼鉄番長
劇団☆新感線
23日のPM12:30開演の回(PM3:40頃終了)
ファンクラブの先行で購入。
シアターBRAVAのH列目の10番台。
とある学園を舞台にしたネタものお芝居。
いい歳をした男女が学生服を着て暴れるというふうに事前に聞いていた記憶があるのだけれど、ちょっと違った。とある設定を活かす以外に学生服に意味など…
というと愚痴みたいだけれど、普通に面白かったです。 グダグダなりにラストは締まるので見終わってスッキリ。
主演が降板して、なおかつあるメインキャストも降板した舞台。さぞやハードな舞台だろうなぁいと思ったらやっぱりハードそうな舞台。面白かったけど、やはりじゅんさんが見たかったなぁと思ってしまった。(代役の人もよかったのだけれども)
普通に面白かったといってしまうのはこれが原因かも。
あとうっかりメインキャストに踊り出た河野さん。ファンなので嬉しかったけれど、ちょっと大変そうだった。
あっ、坂井真紀さんが素晴しく良かった。
わたしだけの剣士
ジェニファー・ブレイク
前作が結構面白かったのでネットで購入。ちょっと置いてあったのを、前の本を読み終わって、ニューオリンズ繋がりで思いだして読んだ。
これまた19世紀のニューオリンズが舞台の剣士と親の財産で結構裕福な未亡人とのヒストリカルロマンス。
決闘が行われていた時代の話なので、ヒーローは、妹を妊娠させた上死に追いやったヒロインの夫を決闘で殺してしまう。その後、その夫の墓の前にヒロインが倒れているのを発見したヒーローが助けて話が始まる。わぁ、ロマンス小説らしい王道。
前作もそうだけれど、ヒーローは剣士。つまり、剣術(フェンシング的なもの?)を教えるのが職業。名前を挙げて弟子を集めるためにトーナメントに出たり。この設定は面白いと思う。
読みだしたけれど、長かった。どこがどう、ということもなく、なんか長いなぁと思いつつ読んだ。面白くないわけではなかったのだけれど(最後は眠れないのをいいわけに一気読みした感じだし)なんか物足りない感じが残った。
偽れない愛
リサ・クレイパス
作家の名前で購入。
19世紀初頭のアメリカ・ニューオリンズが舞台のヒストリカルロマンス。
実はアメリカという国にさほど興味がなく、海外には何度かいっているけれど、アメリカ方面には行ったことがない。そんな私がアメリカに行くなら、行ってみたい場所がニューオリンズ。完全に小説とか、映画のイメージだけなんだけれど、けだるげな雰囲気とか、植民地風の建物とかにちょっと憧れる。
で、そんな土地が舞台の話。この本を読む前に、実は続編が出ていたのだけれど、あらすじをさらった限りあまりあわないかなぁと買っていない。ようやく読んだ今、ちょっと読んでみようかなぁと思ったくらいには面白かった。
虚栄の肖像北森 鴻ここで書いたとおり、好きな作家なので、文庫版になったのを購入。とはいえちょっと経つけれど。
花師で絵画修復師が主人公の絵画にまつわる連作ミステリ。
シリーズの2作目。1作目も面白かった。
美術に造詣があるわけではないけれど見るのは嫌いではないし、結構美術品が絡むミステリも好きなので読むほうかも。なのでこの本の世界は割と好き。
大人の雰囲気にあふれた感じだった。随所に蘊蓄があふれていてちょっとお腹いっぱいという感じにはなるけれど、へぇっと思いながら読める。最後にちょっと意表を突かれた。割と一気読みしたかなぁ。なんだかいろんな要素が詰め込まれていて、それがうまく絡み合ってて、面白かった。
残念ながら、今年の初めに作家が急逝されている。他にも好きなシリーズがあったりで、これから先読めないのは非常に悲しい。
タイム・ラッシュ
神永 学
文庫になったのを本屋で見かけて、一旦買うのを見送ったものの、違う本屋でやっぱり買ってみた本。その割には置きっぱなしだったけれど。
殺人事件を予期する少女と探偵の青年のミステリ?
ミステリ?としたのは、裏のあらすじにはアクション・ミステリーと書いてあったけれど、これはサスペンスだろうと思ったから。
そして、完全に帯の宣伝に踊らされました、私。帯から期待したのと違った展開で、ちょっとなぁと思いながら読了。
続きがあるらしいけどなぁ・・・
うたうひと
小路 幸也
文庫版を購入。
ミュージシャン達が主人公の短編小説集。
それぞれの話がちょっとだけリンクしているような、していないような。割とベタな展開な話が多いけれど、なごむ感じ。
なかなかに面白かった。強いて一つあげるならば、「その夜に歌う」の王道ラストのちょっとひねったラストが好き。
安徳天皇漂海記
宇月原晴明
文庫版を前に買っておいたもの。
壇ノ浦の戦いからマルコポーロに至るまでの幻想小説。
単行本が出た時に、賞を取ってたのを覚えていたので読んでみようと思って買ったのに、長く放っておいた本。
さて読んでみようと思って外出時に持って出て読みだしたのだけれど、あまりにも合わなかった上、その後風邪をひいたり、編みものをしたり、他の本を読んだりしたので、さらに読まなくなり、風邪が治り、編みものも終えたいま、やっと読み終えた。
途中で何度やめようと思ったことか・・・。ところどころ面白いかなぁと思ったりはするけれど、どうも文体が苦手で、読むのが非常にきつかった。
私には残念な本。
クリスマス・エンジェル
リサ・マリー・ライス
N.J.ウォルターズ
ベラ・アンドレイ
本屋で購入。リサ・マリー・ライス目当てで。
クリスマスがテーマのコンテンポラリーロマンスの短編集。
リサ・マリー・ライスの名前が少し大きめにでていたので、買ってみたけれど、実際はちょっぴりしかなかった。
3人目の作者の話がページ数の半分以上。
エロティックな話を集めましたといった感じかなぁ。結構ハードというか。
ちょっと物足りない感が残ったのは、目当ての作家の部分が少なかったからだろうなぁ。全体的にはまぁ、こんなものか?というところ。
しかし、クリスマス・・・はやいわぁ。
誘惑のエチュード
ニコール・ジョーダン
随分前に買っておいた本。
未亡人と彼女の弟に妹をキズものにされた男爵とのヒストリカルロマンス。
シリーズ物の1作目らしい。話の起伏とか、主人公達とか、結構面白かった。
読んだのが遅かったので、すでに後のシリーズが翻訳されているのだけれど、あらすじを読む限りではあまりひかれないのでどうしようか?